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【経験談】メンタル弱い人がフリーランスになるとストレスは減るのか?

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ストレスやば過ぎて会社辞めたい……
フリーランスで自由に働きたいけどなんか大変そうだし、メンタル弱い人には向いてない?

フリーランスになる前、こんな不安を感じていました。

フリーランスは大変とか孤独とか、自己管理能力がないとダラけるなどの話をよく耳にしますよね。
逆に会社員よりもストレス抱えそう……と不安になる人も多いと思います。

しかし、安心してください。

豆腐より崩れやすいメンタルを持つ筆者も、無事に会社を辞めてフリーランスで食べていけています!

今回はそんなメンタルよわよわの筆者が、フリーランスになってストレスは減ったのか?メンタルが弱くてもやっていけるのか?という悩みに、経験者としてお答えしていきます。

この記事はこんな人におすすめ
  • フリーランスになりたい、これからなる人
  • 自分はメンタルが弱いと感じている人
  • 自己評価が低い人
  • 会社でのストレスに困っている人
目次

【結論】フリーランスになってストレスは減った

結論から言うと、ストレスはめちゃくちゃ減りました。

もちろんフリーランスはつらいこともたくさんありますが、つらさにも種類がありますよね。

自分がどんなことにストレスを受けるのか知っておくと、フリーランスになって後悔する可能性を減らせます。

では、フリーランスになるとストレスが減るのはどんな人でしょうか?

本題の前に、まずは筆者がどのくらいメンタルが弱くてどういったタイプの人間なのかを少しお話ししておきます。

一つでも似ているところがあればこの記事で参考にできるところが多いと思うので、サラッと読んでみてください。

お急ぎの人は次の見出しまで飛ばしてOK!

フリーランスになるとストレスが減るのはどんな人?

ネガティブ思考

ネガティブになった原因は割とはっきりしています。

筆者には両親と姉がいるのですが、全員が人を褒めずマイナスのことばかり口にするタイプだったんです。

テレビを見ても音楽を聞いても、芸能人や歌手を馬鹿にしたり悪口ばかり。
人間関係でも些細なことで文句ばかり言っていました。

お互いが会話する時もまずは否定から入る感じでしたね。

そんな環境で育ったからか、否定されることが怖くて自分の意見が言えず「怒られないようにする」ことが行動原理になり、常に最悪のパターンばかり想定するようになってしまいました。

実は今も、全然読んでもらえなかったらとか、苦情が来たらどうしようなどと思いながら記事を書いています。

だからこそ、より良い記事を書けるように日々勉強しています!

ネガティブ思考の人は、周りに人が多いとその分気を張るため疲れてしまいます。

一方、常にマイナスを考える=危機管理能力が高いとも考えられます。
会社が守ってくれないフリーランスにとっては重要な素質です。

会社員よりも個人で働く方が他人というコントロールできない存在が少ないため、ストレスなく仕事に集中できます。

完璧主義

ネガティブ思考の話と繋がりますが、悪口を言われず怒られないためには完璧でなければいけない、人前では常に100%であるべきと思い込んでいたのです。

会社員時代には上司から「資料や報告書は60%で早く出せ」「全部やろうと思うな」「情報を詰め込めばいいってもんじゃない」と言われ続けました。

これはフリーランスにとっては致命的な欠点です。

特にクライアントと話し合ったり進捗を確認しながら修正を挟むような仕事をする場合、どんなに完璧に仕上げたと思っても最初から一発で提案が通ることは少ないからです。

自分にとっての100%が相手にとっても100%とは限りません
80%に感じる人もいれば120%に感じる人もいます。

まずは60%くらいの段階で見てもらうというのはとても大事なことです。
それに気づいてから仕事がスムーズに進むようになりました。

何にどのくらいの価値があるかは相手が決めることですから、最初から納得するまで時間をかけがちな人は意識してみてください。

自己肯定感が低い

『自分の価値を証明してください』と言われたらどんなことを思い浮かべますか?

筆者は昔、周りと同じように誰かの役に立てるかどうかだと考えていました。

他人が失敗しても役立たずなどと思うことはありませんが、なぜか自分に対しては「人と同じようにできない自分は役立たずだ」という刷り込みがあったんですね。

否定されると自分には価値がないと思い酷く落ち込みましたが、褒められても「ここで調子に乗ったら周りから図々しいと思われるかも」と素直に喜べない、自己肯定感低めな性格でした。

しかしある時、「周りとか誰かって、誰?」と、特定の相手が存在しないことに気づいたんです。

例えば会社では、先輩が良いと言った資料を出したら上司に否定され、直しても別の上司に否定されるなんてことはよくあります。

そんな中、自己肯定感が低いと「自分がダメなんだ」と落ち込んでしまいますよね。
しかしそれは価値を届ける「誰か」があいまいになっているせいです。

仕事をする上で相手にどう評価されるかはとても大事なことですが、人にはそれぞれ好みがあり、万人に価値のある人は存在しません。

一方、フリーランスが満足させるべき相手はクライアント、もしくは自分で決めたターゲット層と決まっています。

相手が自分にどんな価値を求めているのかを理解し、相手ごとに対応すればよいのでゴールが明確です。

実際、筆者は上司や先輩から板挟みにされることがなくなってストレスはぐんと減りました。

好みは人それぞれ!
数人に否定されたからって「自分はダメだ」と落ち込みすぎないようにしよう。
フリーランスならクライアントごとに対応すればOK!

フリーランスになった結果、会社員の頃のストレスは減ったのか?

筆者のことや、フリーランスになるとストレスが減るのはどんな人かはお分かりいただけたでしょうか?

ここからはそんな筆者が会社員の頃にどんなストレスを抱えていて、それがフリーランスになってどう変わったのかをお話しします。

人間関係のストレス

人の悩みの8割は人間関係と言うくらいですし、やはり一番ストレスだったのは人間関係です。

筆者が勤めていた会社は人の入れ替わりが激しく、上司が変わるたびに仕事のやり方をコロコロと変えなければならないことがストレスでした。

また、常にイライラして攻撃的な人、相手の年齢や性別で態度を変える人、セクハラまがいの距離感の人など、そういう人に対して大人な対応をするのって結構疲れますよね。

でも自分が嫌な人だと思われたくないので、つい気を遣ってしまいます。

筆者は情動的共感性が高く相手の感情に引っ張られやすいため、自分が被害者ではない場合でも被害を受けている人を見るだけでストレスに感じてしまっていました。

情動的共感性とは
相手の情動や感情を自分の情動や感情として写し取ることです。
悲しんでいる相手の傍らにいたときに、自分まで悲しくなるといった現象を指します。

引用:日本女子大学心理学科

そんな対人ストレス耐性の低い筆者ですが、フリーランスになったらその悩みは一気に解決しました。

基本的に一人で働くため、周りの感情に左右されず仕事に集中できるのです。

もちろんクライアントとの関わりはありますが、相手はお金を払ってくださるお客様です。
常に仕事場で一緒にいるわけでもないため、多少横柄でも意外と我慢できますよ。

嫌な上司に優しくしたところで、お金をもらえるわけじゃないもんね。

人間関係のストレスを感じやすい方はフリーランス向きと言えるでしょう。

時間拘束のストレス

会社員時代、早く終わらせた分だけさらに仕事を増やされてしまうことがストレスでした。

一方、フリーランスでは自分が頑張って仕事を終わらせれば、その分プライベートを増やすことができますし、時間も自由に決められます。

子供や家族の帰宅時間に合わせて退勤時間を設定することも可能ですし、平日休みにしてお店が空いている日に出かけるのもいいですね。

筆者は朝が弱いので、遅く始めて夜まで作業をするようになりました。
通勤に往復3時間ほどかかっていたため、自宅で仕事ができるようになったことも嬉しいポイント。

クライアントの要望で時間を調整することはあるものの、基本的には自分で納得して時間を決めることができるため、思い通りにできないストレスを感じにくい環境です。

成果を出しても給料に繋がらないストレス

会社員時代は頑張って効率化して早く仕事を終わらせても、空いた時間で周りを手伝っても、お給料は上がりませんでした。

その上、仕事が遅い人の方が少ない仕事量で残業代分お給料が多い、なんてこともよくありますよね。

また、筆者がいた会社はほぼ年功序列で昇級試験を受けるため、どんなに優秀な人でも若くして出世することは難しい職場でした。

一番記憶に残っているのは、自分がまだ受けられない高ランクの昇級試験を受ける人に、自分が行った業務改善実績と報告書を勝手に使われたことです。

それでその人は私よりも2ランク上の階級に昇格したんだ。
給料差は月15万円くらい。
あの時のやるせない気持ちが忘れられない……

成果を出しても対価が得られないというストレスはフリーランスになってからはほとんど無くなりました。

フリーランスでは盗作やなりすましでもされない限り、実績を奪われることはありません。

積み重ねてきたことは全て自己アピールに使うことができ、クライアントに選んでもらうための材料になります。

評価してもらえればランクの高い仕事も任せてもらえるため、収益も上がっていきます。

会社員とは違い、頑張れば収入をどこまでも伸ばせることもフリーランスの魅力です。

フリーランスになって増えたストレスはある?

こんなにストレスが減るならフリーランスになりたい!と思うかもしれませんが、残念ながらフリーランス特有のストレスも存在します。

何事にもメリットがあればデメリットがあるということですね。

フリーランスのつらいところや対処法はこちらの記事でまとめています。

フリーランスはメンタルが弱い人もやっていける?

そんなにストレスが減るなら、フリーランスいいかも……!

フリーランス特有のストレスもあるものの、人間関係や時間拘束のストレスが減るならとても魅力的ですよね。

筆者のようにメンタルが弱い人でも実際にやっていけていますので安心してください。

しかし、メンタルが弱いとひとことで言っても様々な種類があります。

フリーランスに向いているタイプの人や気をつけるべきことをご紹介しますので、自分はどうなのかチェックしてみましょう。

外部要因のストレスに弱い人はフリーランス向き

外部要因とは
自分でコントロールすることが難しい要素のこと
例:出先での騒音、寒暖、人からの接触

内部要因とは
自分である程度コントロールできる要素のこと
例:自分の感情や行動、スキルや知識

人に気を遣ったり邪魔されることが何よりもストレス、という外部要因に弱いタイプの人はフリーランスに向いています

筆者は寒がりだったので冬の職場はつらかったですし、夏にクーラーが効き過ぎているのも地味にストレスでした。

フリーランスは人に邪魔されることもなく自分で環境を整えて仕事に集中できるため、会社よりも効率が上がりストレスも軽減されるでしょう。

一方で、内部要因に弱い人は孤独感を抱えたり、自分で全てを背負うことにプレッシャーを感じてしまい、逆にストレスが増える可能性があるため注意が必要です。

フリーランスは自分で全てを決められると同時に、すべての責任を負わなければならないことを覚えておきましょう。
そのため、責任感がある人はフリーランスに向いていると言えます。

私は正直、どちらにも弱い……笑
でも内部要因のストレスは会社にいてもあるし、一人なら自分次第でどうにかできるはず!と思えたからフリーランスの方が向いてたよ。

自己評価の低い人は注意

自分天才!もっと褒めて!否定してくる人無理!

少し極端ですが、自身にかかるストレスに焦点を当てた場合、このように自己評価の高いタイプの人は圧倒的にフリーランス向きです。

クライアントからの評価は別として、周りに指図されずに仕事に取り組むことができますし、革新的な発想で大成功することもあるでしょう。

一方、自信がなく自己評価が低い人は注意が必要です。

フリーランスはクライアントに対し、自分で自分を売り込んでいく必要があります。

自分が一番に自分の良さを知り、相手にアピールしなければなりません。
そのため、自己評価が低い人にはそれが難しく、ストレスに感じることもあります。

筆者も自己評価は低い方でしたが、周りと比べるのではなく自分にできることは何か?を客観的に分析するようにしました。

全部が周りと同じようにできなくても、できることをやればいいのです。
それを求めている人もいるんだと思うようになったら少し気が楽になりましたよ。

まずは自分で自分の得意なことを認めてあげることで、できないことに直面した時にストレスを溜めにくくなります。
仕事の需要は多岐にわたりますから、自分らしさを武器に戦っていきましょう。

自分に甘い人は向いていない

フリーランスは自由な反面、自己管理能力が必要です。
意志が弱く自分を甘やかしてしまうタイプの人はダラけて仕事が進まないケースが多く、向いていません。

自分でやる気を出さなければいけないこと自体がストレスになる場合もあります。
そういうタイプの人は会社に管理されていた方が楽だと感じるでしょう。

自分に厳しい人は会社にいると自分に甘いタイプの人にイライラしがちなため、一人でキチッと仕事ができるフリーランスに向いています。

【まとめ】フリーランスはストレスが減り、メンタルが弱い人にも向いている

メンタルよわよわですぐ涙が出てくる自己評価が低いタイプの筆者ですが、そんな性格でもフリーランスで元気に生活しています!

夜中に泣きながら仕事をしていた会社員時代とは大違いです!

社会に出て外から受けるストレスと違い、内部的な要因でのストレスは把握しておけば事前に対策ができます。

まずは「自分はどんなことでストレスを受けやすいのか?」を考え、自分の弱点を理解することが大切です。

その上で、少しでもストレスを減らすためにどのような考え方や働き方をすればいいのかを考えていきましょう。

フリーランスになって、現代社会のストレスから少しでも解放されることを願っています!

フリーランスの魅力をさらに知るにはこちらの記事を読んでみてください。

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