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なぜカフェで仕事や勉強?カッコつけてるだけじゃない!本当の理由とおすすめ場所6選

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[アイキャッチ画像]なぜ?カフェで仕事や勉強はカッコつけてるわけじゃない!本当の理由とおすすめ場所6選

カフェで仕事や勉強をしている人をよく見かけるけど、なんで家でやらないの?

カフェで仕事や勉強をしている人を見て「カッコつけている」と言う人もいますが、そうではないんです。(ゼロとは言えませんが…)

仕事や勉強をする場所にカフェが選ばれるのには、実は人間の心理に基づいた理由があります。

今回は筆者の体験談も踏まえながら、どうしてカフェで仕事や勉強をするのか?理由を解説していきます。

カフェ以外のおすすめ場所や注意点もご紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでいってください!

この記事はこんな人におすすめ
  • なぜカフェで仕事や勉強をするのか疑問
  • カフェで仕事や勉強をするメリットが知りたい
  • 仕事や勉強を効率的に進めたい
  • 家で仕事や勉強が捗らない
目次

なぜカフェで仕事や勉強をするのか

お金も移動時間もかかるし、もったいなくない?

理由はいくつかありますが、一言でまとめるとすれば『その方が効率が良いから』です。

移動時間分が取り戻せるくらい、仕事や勉強が進むということなんですね。
ではどうして効率が良いのか、具体的に解説していきます。

なぜカフェで仕事や勉強をすると効率が良いのか

カフェで目にする機会が多いだけで、他の場所でもいいんじゃないの?

いえいえ、実はカフェが多くの人に選ばれるのには明確な理由があるんです。

条件さえ揃えば他の飲食店やフリースペースでも良いのですが、その条件がなかなか揃わないんですよね。
では効率が上がる条件とはなんなのでしょう?

効率アップの条件
  • 普段と環境を変える
  • 誘惑や邪魔が入りにくい
  • 人の目がある
  • 適度な騒音がある

この4つの条件さえ揃っていれば効率アップが期待できます。
ではなぜこの条件で効率が上がるのか、具体的に解説していきますね。

本来の利用目的ではないとして、仕事や勉強をお断りしているお店もあります
必ず事前に確認し、ルールやマナーを守って利用しましょう

環境を変える=メリハリがつく

普段仕事や勉強をしている場所とは別のところで作業することで、物理的に気分を切り替えることができます。

個人差はありますが、人間の集中力は90分が限界と言われています。
それ以上続けようとしても、かえって集中力が落ちて効率が悪くなってしまうんですね。

そのため、90分に一度休憩を挟んだり場所を移してリセットすることが効率アップの秘訣です。

それならわざわざ場所を移さなくても、休憩すればよくない?

筆者もそう思ったことがありますし、もちろん休憩も必要です。

しかし、きちんとタイマーをかけて時間を決めないとダラダラしてしまったり、同じ場所で同じ作業を続けると無意識に『継続している』と感じてしまいます。

環境をガラッと変えることでリセット効果が高まるため、一日の中で長く集中する必要がある場合は途中で移動を挟むのがおすすめです。

また、そんな頻繁に移動時間や飲食代をかけたくないという人や、毎日そんなに長い時間作業しないという人もいますよね。

その場合は週に一度でも取り入れると、中長期的なマンネリのリセット効果を期待できます。

誘惑や邪魔が入りにくい=外的要因での中断が少ない

家で仕事や勉強をしている時、途中で漫画が目に入って読み始めてしまったり、テレビやゲームをつけてしまったことはありませんか?

お菓子や飲み物を探して棚や冷蔵庫を漁ってしまうなど、家には誘惑がいっぱいですよね。

外に出ればそれらは手が届くところになく、お菓子や飲み物の追加などもお金をかけて買う必要があります。

そのため、自然と娯楽や嗜好品に意識を持っていかれることが少なくなるのです。

また、職場で仕事をしていると上司や同僚が頻繁に声をかけて来ませんか?
もちろん、本当に必要なことなら声をかけるべきです。

しかし筆者の経験上、リモートの時は連絡するべきレベルかどうか考えてからチャットや電話がきますが、会社で目に入るところにいると、聞く必要性の低いことまで『そこにいるし聞いちゃえ』と声をかけてくる人が結構いるんですよね。

ご家族がいる自宅での仕事や勉強にも同じことが言えます。

ご家庭によりますが頻繁に声をかけられたり、掃除機の音がうるさいなど、集中できない要因がたくさんありますよね。

外に出ればそういった邪魔が入ることはほとんどないため、中断せず目の前のことに集中することができます。

邪魔されるかもっていう心配があるだけでもストレスで集中できなかったりする……
私は自宅が勉強に集中できる環境じゃなかったから、学生時代テスト前はいろんなお店を転々としてたよ!

人の目がある=観客効果が得られる

いつもと違う場所と言えば、カラオケとかホテルとかはどう?
邪魔も入らないし、集中できそう!

筆者は高校時代、カラオケ店のアルバイトで半額利用ができたため、長時間勉強する時はよく利用していました。

飲食店だと長居するのも気が引けますし、混雑時は退店を促されることもあります。

しかしカラオケは部屋の利用時間を買うシステムのため、心置きなく居ることができますよね。
ドリンクバーがついているのも魅力的です。

ホテルもコロナ禍でリモートワークプランが増えたため、以前よりも仕事に活用しやすくなりました。

しかし、この二つは観客効果が得られないことに注意が必要です。

観客効果(オーディエンス効果)とは
他者から見られている(ように感じる)状況において、パフォーマンスに変化が現れること
社会的促進社会的抑制の二種類がある
 
社会的促進とは
観客効果の一つで、パフォーマンスが向上すること
単純作業や慣れていることをするときに現れやすい効果
 
社会的抑制とは
観客効果の一つで、パフォーマンスが低下すること
複雑な作業や慣れていないことをするときに現れやすい効果
 
——心理学者のノーマン・トリプレット氏、フロイド・オールポート氏が提唱

一般的に机上での仕事や勉強は内容までは見られないこともあり、社会的促進の効果を得られやすいと言われています。

そのため、より効率を上げるには個室は避けた方が良いということです。

電話や会議が多い人は個室の方がいいよね
仕事内容や状況に合わせて場所を決めよう!

適度な騒音がある=音響効果が得られる

静かな方が集中できると思いがちですが、実は無音よりも程よい騒音(50dB程度)があった方が作業効率が高まるという研究結果が出ています。

図書館のような静かな場所で作業をすると捗りそうに思えますが、静かすぎると逆に一つ一つの音が際立ってしまうのです。

夜、布団に入り静かな部屋で時計の音だけが響いていると、大きな音ではないのに妙に気になって眠れなくなった経験がある人は多いのではないでしょうか。

そのような集中力を阻害してしまう音をかき消してくれるのが『ホワイトノイズ』と呼ばれる音です。

ホワイトノイズとは
人の耳で聞こえるすべての周波数が均等な強度になっているノイズ

つまり、特別際立った音がないため一つ一つの音が気になりにくいということです。

カフェなど静かめな飲食店では大体50〜60dB程度のさまざまな音が混ざり合っているため、ホワイトノイズと似た効果が得られます。

それなら職場のオフィスでもいいんじゃないの?
だいたい静かめだし、適度に声や音がするよね

静かなオフィスは40〜50dB程度のため、音量的には理想です。
しかし、『カクテルパーティー効果』が現れやすいためホワイトノイズが阻害され、効果が落ちてしまいます。

カクテルパーティー効果とは
騒がしい場所であっても自分の名前や興味関心のある話題が自然と耳に入ってくる心理効果のこと
 
——心理学者のエドワード・コリン・チェリーが提唱

職場は知人の声や自分の仕事に関わる話題が多いですよね。
同じ名字の人が呼ばれていたら振り向いてしまうなんてこともあるでしょう。

そうした自分に関連する声や音は脳が優先度の高い情報として処理してしまうため、意識が持っていかれてしまうのです。

音楽を聴けば他の音が気にならないよね?
好きなアーティストの曲を聴いて気分を上げたい!

イヤホンで音楽を聴くのも効果的ですが、曲選びには注意が必要です。

歌が入っていると歌詞に気を取られてしまうため、理解できない言語の歌詞やインスト(歌詞がない)曲がおすすめです。
テンポの速い曲は控えた方が良いでしょう。

効率アップにはクラシックやミディアムテンポのジャズが良いとされています。

ホワイトノイズとジャズの両方が取り入れられるのがカフェなんだね!

余談ですが……
音楽を聴きながら作業したい時、動画サイトやアプリで『作業用BGM』や『カフェ環境音』を検索してみてください。
1~2時間程度に編集されたものがたくさん出てきますので、タイマーも兼ねてその時間だけ作業することでメリハリもつきます。

仕事や勉強の効率アップおすすめ場所と評価まとめ

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評価まとめカフェファストフード店ファミレスカラオケホテルコワーキングスペース
環境を変える手間
誘惑や邪魔
人の目
適度な騒音
総合評価イチオシ声を気にしないなら◎声を気にしないなら◎視線が気になる人は〇お金がある人は
特にフリーランスにオススメ
5段階
場所ごとの評価比較

場所ごとの評価内容

\ 詳細を見るにはをクリック /

カフェ
スクロールできます
項目特徴評価
環境を変える手間店舗数が多く、移動や待ち時間が少ない
比較的安価
誘惑や邪魔カウンター注文式が一般的
店員さんが歩き回らない
人の目仕事や勉強に集中している人が多い
適度な人目で観客効果あり
適度な騒音会話の音量に気を使う人が多い
だいたいジャズが流れている
総評コンセントやWi-Fi完備のお店も増えている
ワークスペースがあることも

ファストフード店
スクロールできます
項目特徴評価
環境を変える手間店舗数が多く、移動や待ち時間が少ない
比較的安価
誘惑や邪魔カウンター注文式が一般的
食事の匂いにつられる
人の目会話や食事に集中している人が多い
適度な人目で観客効果あり
適度な騒音年齢層が低めで、声が気になることも
流行りの曲が流れていることが多い
総評コンセントやWi-Fi完備のお店も増えている
お昼時など混雑を避ければOK

ファミレス
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項目特徴評価
環境を変える手間店舗数が多く、移動や待ち時間が少ない
比較的安価
誘惑や邪魔店員さんが動き回っているので気が散ることも
食事の匂いにつられる
人の目会話や食事に集中している人が多い
適度な人目で観客効果あり
適度な騒音年齢層が低めで、声が気になることも
流行りの曲が流れていることが多い
総評ドリンクバーが魅力的
食事時は避ける

カラオケ
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項目特徴評価
環境を変える手間店舗数が多くなく、満室のことも
地域によって金額が大幅に異なる
誘惑や邪魔個室のため邪魔が入らない
歌うのが好きな人は注意
人の目ほぼ見えないため、機密性の高い仕事向き
個室のため、観客効果はほぼ得られない
適度な騒音近くの部屋から歌が漏れて聴こえる
好きな曲のカラオケを流せるが入力が手間
総評ドリンクバーが魅力的
部屋代を払うため混雑に気を遣わなくていい
心理効果はあまり得られない

ホテル
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項目特徴評価
環境を変える手間店舗数が少なく予約が必要で、満室のことも
高い
誘惑や邪魔個室のため邪魔が入らない
ベッドやTVの誘惑注意
人の目人に見られることはなく、機密性の高い仕事向き
個室のため、観客効果はほぼ得られない
適度な騒音適度な騒音は得られないが、静かで電話や会議には〇
ホテルによっては天井スピーカーで音楽をかけられる
総評部屋代を払うため混雑に気を遣わなくていい
心理効果はあまり得られない
かなりお金がかかるため、懐に余裕がある人向き

コワーキングスペース
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項目特徴評価
環境を変える手間都内は店舗数が多く、予約不要のところも
値段は場所によるが、サブスクでお得に利用できる
誘惑や邪魔仕事をする人が集まり、集中している
誘惑は特になし
人の目適度な人目で観客効果あり
共行動効果も得られる
適度な騒音静かで適度な騒音は得られないが、落ち着いて作業できる
音楽は場所によるため好みで選ぶかイヤホンを持ち込む
総評場所代を払うため混雑に気を遣わなくていい
コンセントやWi-Fi、会議室など設備が整っている
図書館と違い飲食可の所も多い
お財布が許せばOK、フリーランスは経費にできる

【結論】カフェで仕事や勉強をするのは効率が上がるから

いかがでしたか?
カフェは効率アップの条件をすべてクリアしていましたね。

さらにお財布にも優しくコンセントやWi-Fiも使えるという、仕事や勉強をするのに理想的な環境なんです。

とはいえ、毎日行くとマンネリ化して効果が薄れますし、お財布にも響きます。
集中できないと感じたら気分転換に行くくらいに留めましょう。

最後に、飲食店はあくまでも食事や飲み物を楽しむ場です。

ワークスペースとして推奨しているお店とそうでないお店があり、明確に決まりがなくても混雑時は飲食するお客さんが利用できるよう配慮が必要です。

利用前にきちんと確認し、マナーを守って正しく活用しましょう。

コロナ禍でコワーキングスペースが増えたよ!
図書館と違い飲食できることも多く、会議室や電話スペースなどもあってとっても便利。
お近くにあればぜひ活用してみてください!

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